2025年12月17日

採用広報とは?必要スキルと転職で評価される実績・キャリアパスを徹底解説【事例あり】(後編)

この記事は後編です。前編の記事はこちらをご確認ください。

<前編の要約>
採用広報の基本的な定義や、採用ブランディング・採用マーケティングとの関係性、そして企業と求職者の間に“共感”を生み出す重要性について解説しました。
さらに、採用広報担当者に求められるスキルとして、企画力・ライティング力・データ分析力・SNS運用力など、企業の魅力を可視化するための多面的な能力を紹介しました。

引き続き後編では、採用広報スキルが転職市場でどのように評価されるのか、そしてその経験を活かせるキャリアパスや実際の転職成功事例について詳しく解説します。

採用広報スキルは転職市場でどう評価される?

採用広報の経験は、転職市場でも高く評価されています。
特に評価されるのは、成果そのものよりも再現性のあるプロセスを語れること。
「どんな課題を設定し、どんな仮説を立て、どう改善したか」を論理的に説明できる方は、採用戦略全体を担う人材として高く評価されます。

また、採用広報は社外への発信に留まらず、社内のエンゲージメント文化醸成にも寄与します。
「社員が自社を誇れるようになった」「社内でストーリーを語れる人が増えた」といった定性的成果も重要視される傾向にあります。

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採用広報スキルを活かせる転職先

採用広報スキルは、以下のようなキャリアで活かすことができます。

・事業会社の人事企画・採用ブランディング担当
・人材サービス・HRテック企業の広報/マーケティング職
・コーポレートブランディング・インナーブランディング担当
・採用戦略を担うHRBP(事業部人事)

特に、採用力強化を急ぐスタートアップや成長企業では、採用広報経験者が強く求められています。

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採用広報経験を活かした転職成功事例

事例1|30代・男性/中堅IT企業→SaaSベンチャー人事企画

社員インタビュー記事の連載を企画し、応募者理解度向上により面接通過率を15%改善。
「データに基づく改善提案」が評価され、人事企画・採用戦略を統括するポジションへ。

事例2|20代・女性/アパレル企業→人材業界広報職

Instagram運用で半年間にフォロワーを5,000人増加。Z世代応募者を30%増やす成果を達成。
「ターゲット心理を踏まえた発信設計力」が評価され、広報領域へのキャリアチェンジを実現。

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まとめ

採用広報は、企業の魅力を“伝える”だけでなく、“意味づける”仕事です。
AIが情報を生成できる時代においても、人が持つ「共感を設計する力」「物語を編む力」は代替できません。

企業の想いを社会に伝え、働く人と組織の物語をデザインする──
それが、これからの採用広報の真の価値です。

  • #採用広報
  • #人事
  • #採用広報 転職

この記事を監修したキャリアアドバイザー

相川 沙緒里

大学卒業後、化粧品会社へ入社し美容部員として従事。全国各地で販売業務や新規店舗の教育係を経てMS-Japanへ入社。
現在はキャリアアドバイザーとして経理・人事・総務を中心に担当。

経理・財務 ・ 人事・総務 ・ 会計事務所・監査法人 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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