採用計画で市場価値を上げる8つのスキル|戦略人事へのキャリアパスを徹底解説【転職成功事例つき】(後編)

この記事は後編です。前編の記事はこちらをご確認ください。
特に、採用を「経営戦略と連動した投資活動」として捉える重要性や、採用担当者に求められる主体的な課題設定力・データ活用力が市場価値を左右するポイントであることを紹介しました。
後編では、採用計画の経験を転職活動で効果的にアピールする方法や、実際の転職成功事例、そして採用計画スキルを活かせる多様なキャリアパスについて解説します。
採用計画の経験をアピールする方法
採用計画の経験をアピールする際は、「再現性のあるスキル」として具体的に示すことが重要です。
職務経歴書と面接、それぞれの場面で有効なテクニックをご紹介します。
職務経歴書:数値と具体性で示す
実績の数値化が理想ですが、難しい場合は経験の幅と具体性でアピールしましょう。
(記載例)
【ポイント】採用戦略の策定~オンボーディングまで一貫して担当
・採用手法 : 求人媒体、人材エージェント、リファラル採用、ダイレクトリクルーティングなど
・主体的な取り組み : 各部門長と密にコミュニケーションをとり、事業課題のヒアリングからペルソナ設定までを主導。現場との認識齟齬のない要件定義を徹底しました。
面接:思考プロセスと失敗からの学びを語る
面接で失敗談を問われた際は、「失敗 → 分析 → 改善 → 成功」という構成で語ることで、課題解決能力と成長意欲をアピールする絶好の機会となります。
(回答例)
「(失敗)エンジニアの大量採用計画で、初年度は目標の60%達成に留まりました。
(分析)定量・定性の両面から要因を分析したところ、選考歩留まりへの意識の低さと、当社の技術的魅力を伝えきれていない採用ブランディングの弱さが根本原因だと判明しました。
(改善)そこで、歩留まり改善のKPIをチームで追う体制を構築し、現場エンジニアを巻き込んだ技術ブログの立ち上げを主導しました。
(成功)結果、翌年度は応募数が1.5倍に増加し、採用目標を110%で達成することができました。」
採用計画経験を活かした転職成功事例
Aさん(32歳/ITメガベンチャー 人事)
転職前: 採用オペレーション中心の業務
転職後: 急成長SaaS企業 採用戦略・企画担当
Aさんは、年間100名規模の中途採用を行う企業で実務を担当していましたが、採用計画の策定といった上流工程に関われず、キャリアの停滞に悩んでいました。
キャリアアドバイザーとの面談を通じ、担当業務の中で主体的に動いた経験が「人材要件定義」や「チャネル戦略」のスキルに繋がることを言語化。
「書類選考通過率15%向上」といった具体的な実績と共に、面接ではその背景にある思考プロセスを論理的に説明しました。
結果、「事業を理解し、主体的に採用をデザインできる人材」として高く評価され、年収150万円アップと共に、希望していた採用戦略ポジションへの転職を成功させました。
採用計画の経験を活かせる多様なキャリアパス
採用計画の策定・実行スキルは、採用のスペシャリストとしてキャリアアップするだけでなく、人事領域における多様なキャリアへの扉を開きます。
・CHRO・人事マネジメント : 経営視点で組織戦略を統括する役割
・組織開発(OD)・人材開発(L&D) : 採用した人材の定着・活躍を促す仕組みづくり
・HRBP(HRビジネスパートナー) : 事業部門の成長を人事面から並走支援するパートナー
・人事コンサルタント・RPO : 外部の専門家として、複数企業の課題解決を行うプロフェッショナル
これらのキャリアに共通して求められるのは、「事業目標達成のために、人材の側面から何ができるか」を考える視点であり、まさに採用計画の経験を通じて養われるスキルなのです。
まとめ
採用計画は、もはや単なる人事部門の業務ではありません。
それは、企業の成長戦略そのものです。
採用計画の策定・実行スキルは、これからの時代を生き抜く人事プロフェッショナルにとって必須の武器であり、あなたの市場価値を飛躍的に高める「キャリア資産」となるのです。
もし、あなたが今の環境で採用計画の経験を積むことに限界を感じていたり、ご自身のスキルが市場でどの程度評価されるのか知りたいとお考えでしたら、ぜひ一度、私たちMS-Japanにご相談ください。
管理部門と士業の転職に特化したプロフェッショナルとして、あなたのキャリアプランに最適な選択肢を共に考え、全力でサポートいたします。
- #採用計画
- #面接テクニック
- #多様なキャリアパス
この記事を監修したキャリアアドバイザー

大学卒業後、現職(MS-Japan)へ入社。
入社後は、RA(リクルーティングアドバイザー)として100社以上を担当し、業界問わずスタッフクラス~管理職クラスまで幅広い中途採用支援に従事。
異動の機会をいただき、2021年4月からCA(キャリアアドバイザー)として、管理部門及び士業領域幅広い方の転職支援に従事しています。
経理・財務 ・ 人事・総務 ・ 法務 ・ 経営企画・内部監査 ・ 役員・その他 ・ 社会保険労務士事務所 ・ 公認会計士 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!
あなたへのおすすめ求人
同じカテゴリの最新記事

管理部門(コーポレート部門)に向いている人とは?職種別に詳しく解説

未経験でも転職はできる?MS-Japanの転職支援サービスを紹介!

管理部門の年収を独自調査!部門別平均年収や年収アップにおすすめの資格など

管理部門とは?仕事内容や役割、やりがいなどを職種ごとに解説!

管理部門のChatGPTの普及率は?【管理部門327名に聞いた実態調査】

【管理部門450名に聞いた5月病経験実態調査】最も経験率の高い職種とは?

【管理部門413名に聞いた長期休暇の実態調査】2023年度ゴールデンウィークの取得状況は?

【管理部門実態調査】420名に聞いた2023年度最新の給与アップと人事評価の実態とは?

管理部門の何割がキャリアアップを考えている?実際に役に立った資格もご紹介【管理部門604名に聞いたキャリアアップ意欲調査】



















